『床下エアコンを甘く見るなっ!Vol.1』
基礎の立上りを減らす!!が重要。
上の写真が今回のモデルハウスPROJECTの基礎の画像です。
見ていただいた通り全ての室内の床下に人通口を作っています。
これはエアコン1台の風がすべての床下にまわるようにする為です。
ここはしっかりと抑えておくべきポイントです。
さて、では単に人通口をたくさん設ければいいのか。というと、
全然そういう訳ではないです。
当然のことですが、基礎の立上りを無くした分はどこかで補ってあげなくてはいけません。
私たちの場合は許容応力度計算に基づいて弱くなった分を基礎下に地中梁を増やして補っています。
耐震等級を気にされてない方なんていないと思いますので、この辺もしっかりと抑えておきましょう。
他にもエアコンの設置場所や、ガラリ(エアコンの風が床へ出てくる場所)位置、数も大切ですね。
次は床断熱と基礎断熱についてお話しようと思います。
手遅れになる前に先に一つお話しておくと、現在建築のご計画をされている方で床断熱を採用されている場合は、床下エアコンは不可能です。
お気を付けください。
本日は以上です。
ありがとうございました。
『床下エアコンを甘く見るなっ!Vol.1』
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