本当にいらない住宅設備(前半)について、お話致します!!
注文住宅を検討中の方へ、家づくりの参考になる情報ですので、ぜひご一読ください。
1. 床暖房
多くの方が設置を検討する床暖房ですが、動画では「本当にいらない」設備の一つとして挙げられています。
- 不要とされる理由:
- 高額な修理・交換費用: もし床暖房が故障した場合、床を剥がしてシステム全体を交換する必要があり、非常に高額なコストがかかります。これは現実的な選択肢ではありません。
- 高断熱・高気密住宅では不要: 適切な断熱と気密が確保された高性能な住宅であれば、冬場でも家庭用エアコン1台で家全体を暖めることが可能です。ING-homeが提供する住宅では、原理的には6畳用のエアコンでも家全体が暖かくなるとされていますが、より余裕を持って14畳用(200V)のエアコンを使用しており、それでも家全体(各部屋、廊下、洗面所など)が暖かくなります。
- エアコンの交換は安価: エアコンが故障した場合でも、買い替え費用は床暖房の修理・交換費用に比べてはるかに安価です。
- 注意点: 適切な知識を持つ住宅営業マンであれば、床暖房を積極的に勧めることはない思います。もし「今決めてもらえればサービスしますよ」などと甘い言葉で契約を急がせる営業がいる場合は、安易に騙されないよう注意が必要です。
2. 天窓
天窓は「最終手段」として考えるべき設備です。
- 不要とされる理由:
- 過去の雨漏りリスク: 以前は施工技術が未熟だったため、天窓からの雨漏りが原因で屋根裏が腐食するなどの問題が多く発生していました。現在では施工技術が向上し、雨漏りのリスクは減っています。しかしながら、これが最大の懸念点ではありません。
- 夏場の室温上昇: 最大の問題は、断熱性能が高い現代の住宅において、天窓から入る直射日光が家全体の温度を上げてしまうことです。断熱性能が良い家では、一度取り込んだ熱を外に逃がしにくいため、家が非常に暑くなってしまいます。
- 代替案・解決策:
- 日射遮蔽(にっしゃしゃへい)の考慮: 重要なのは、プランニングの段階で「日射遮蔽」をどう考えるかです。夏場はいかに日差しをカットするか、冬場はいかに日差しを室内に取り入れるかを計画することが重要です。
- 中庭の検討: 四方を住宅に囲まれているなど、光を取り入れるのが難しい敷地の場合、建物自体をコの字型にするなど、中庭を設けるプランを検討するのも一つの方法です。中庭があることで、光の照り返しを利用して、直接的な日差しでなくても各部屋に明るさを取り入れることができます。
3. 西窓
西窓は動画内で「悪」と断言されるほど、特に避けるべき設備です。
- 不要とされる理由:
- 強い日差しと熱: 西からの日差しや熱は非常に強く、「西の窓にこたつを押し付けているような感じ」と例えられるほど、室内に大量の熱を運び込みます。
- 夏場の熱滞留: 断熱性能の良い住宅では、この入ってきた熱が外に逃げにくいため、家全体が非常に暑くなります。特に夏場は日没が遅く、西日が照りつける時間が長いため、より多くの熱が室内に入り込んでしまいます。
- 代替案・解決策:
- 設置しないのが基本: ING-homeでは、プラン作成時に基本的に西窓は設けないように提案しています。
- 外部シェードの設置: どうしても西側に窓が欲しい場合(例えば、西からの景色が非常に綺麗などの理由で)、窓の外側に「外部シェード」を設置することを提案します。これは窓の外側に下ろすカーテンのようなもので、西日の強い時間帯に日差しをカットすることができます。
これらの設備について、「本当に必要か?」を一度立ち止まって考えることが重要です。特に、断熱性や気密性の高い高性能な住宅では、今回挙げられた設備がかえってデメリットになる可能性があるため、家づくりの際はこれらの点を十分に考慮し、信頼できる専門家と相談しながら進めることを推奨します!