
今回は、冬の時期に多くの方が悩まされる「結露」の仕組みについて、動画でお話しした内容をブログにまとめました。
【室温20度、湿度60%】
数値だけ見れば、決してジメジメしている空間ではなく、どちらかといえば快適な空間ですよね。それなのに、なぜか窓がびしょびしょに濡れてしまう……。そんな経験はありませんか?
では、なぜ窓は「泣いて」いるのか、そのミステリーを解き明かしましょう。
まず知っていただきたいのは、空気は「水分を運ぶ運び屋さん」だということです。
この運び屋さんが持つ「カバン(空気の容量)」の大きさは温度によって変わり、温度が高いほど大きく、低いほど小さくなる性質を持っています。
カバンの中の荷物の割合が、いわゆる「湿度」です。
例えば、20度・60%の部屋では、その室内の1立方メートルの空気中に10.4gの水分が含まれています。
運び屋さんは余裕を持って荷物を運んでいますが、冷え切った窓に近づくと状況が一変します。
窓の表面温度が11度以下になると、温度低下によってカバンが急激に小さくなり、10.4gの荷物が入りきらなくなるのです。
この溢れ出した水分が、気体としての居場所を失い、液体に姿を変えたもの。それが結露の正体です。結露を防ぐには、窓を冷やさないこと、そして適切な湿度管理が重要です。
湿度が上がる原因は、料理や加湿器、部屋干しだけでなく、私たちの呼吸や汗、さらには新築の基礎が1年以上かけて乾いていく過程の水分など、実は日常の至る所にあります。
まずはご自宅の気になる場所の表面温度を、赤外線温度計などで測ってみてください。現状を正しく把握することが、窓のリフォームやDIY、除湿対策など、快適な住まいへのスタートラインになります。ING-homeでは、窓のリフォームや住まいの個別相談も承っています。難しい言葉を使わず、分かりやすくサポートしますので、一人で悩まずにぜひお気軽にお問い合わせくださいね。