
これまで床下エアコンを採用するにおいてVol.1から【基礎の形状】、Vol.2【基礎断熱と床断熱の違い】、
Vol.3【必要な断熱性能のレベル】、Vol.4【気密の必要性】についてお話してきました。
今日は絶対に必要というより、床下エアコンをもっと活かすためのお話になります。
まずは換気の種類についてまとめてみましたのでスクロールください。
↓

更にその中にも種類がまたあります。
ダクト式・ダクトレス、熱交換機能など。。。

こちらはスルーで大丈夫です。

これがダメということではありません。
むしろ大事なのは前回のVol.4でお話したことが重要です。
『建築確認を出す際に2時間に1回、家の空気が入れ替わるように換気計画が作られています。』
気密がきちんととれていれば、この換気計画のとおり換気が行われます。
ただ、外気を直接室内に取り入れるということにはなります。
ところで3種換気ってどんなん?ってことで添付しました。

今お住まいの部屋で見たことあるのではないでしょうか。
さて、どうでしょうか?
外気を直接取り入れるという意味が分かると思います。
排気口はキッチンやトイレの換気扇になります。
では次の画像ですが私たちが採用している1種換気。

それを外から給気した空気と壁を隔ててぶつかり合わせて室内の温度に近づけて室内に空気を送ります。
例えば冬の場合、古い室内の暖かい空気と外の新しい冷たい空気を薄い壁にお互いを当てさせて、
室内に入ってくる。夏の場合は反対に涼しい空気が室内に入ってくるという仕組みとなります。
これが換気方法の種類です。
このように1種換気でも3種換気でも換気計画がまともに機能していれば、換気という概念としては
どちらでもいいということではあります。
しかし今回のお話の目的としては、『床下エアコンをより活かすためには』というお話です。
やはり私がオススメしたいのは『第一種換気・ダクト式・熱交換機能あり』ですね。
・熱交換を行えば外気を取り入れても室温に与える影響が少なくなる。
・必然的にエアコンの稼働時間も少なくなる。
・これまさに省エネですよね。
もし、『床下エアコン』の採用を考えておられる方は一種換気のメーカーさんなんかも調べてみてはいかがでしょうか。
ING-homeでは、『床下エアコン』を採用しているモデルハウスがございます。
この時期でもエアコン1台で半袖シャツで過ごせちゃいます。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました。m(__)m
